菅義偉官房長官は11日夕、名護市辺野古の新基地建設で県との集中協議に臨むため、来県した。同日夜に翁長雄志知事、安慶田光男副知事らと那覇市内のホテルで夕食をとりながら会談した。

 12日朝、糸満市の国立戦没者墓苑に参拝。本部町の国営海洋博公園、西普天間住宅地区跡地などを視察した後、午後には県庁内で翁長知事と集中協議期間での初会合を開く。同夕まで沖縄に滞在する。10日から9月9日までの1カ月間、政府は辺野古沿岸の埋め立て工事に向けた作業を中断、県は埋め立て承認取り消しの手続きを停止している。

 翁長氏は夕食後、「約1時間、じっくりと話ができた。県民の気持ちには魂の飢餓感があり、それに理解がなければ個別の問題は難しいと話した」と語った。