名護市辺野古の新基地建設作業を中断後、初めての沖縄県と政府の協議が12日始まった。翁長雄志知事と安慶田光男、浦崎唯昭の両副知事、菅義偉官房長官が出席。報道陣に公開された冒頭部分の内容は次の通り。

会談を前に握手を交わす翁長雄志知事(右)と菅義偉官房長官=12日午後4時29分、県庁

※菅氏と知事、副知事が握手して着席

【菅氏】 きょうはお忙しい中ありがとうございます。

【知事】 こちらこそありがとうございます。

【菅氏】 普天間飛行場の危険除去、そして閉鎖を実現するために現在行っています、この辺野古の埋め立て事業を、去る10日より1カ月間、一時工事を中断致しました。その間にこの静かな雰囲気の中で、沖縄県と私ども政府との間で協議をさせていただいて、お互いに理解が深めることができれば、ま、そういう思いできょう第1回目の協議いたしますので、伺いをさせていただきました。私以外にも関係閣僚含めて、政府として誠心誠意協議をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

【知事】 えー、ほんとに菅官房長官におかれましては、お忙しい中、ご来県いただいてこういった会談の場を設けていただきましたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。またきょうは本島内を大変精力的にご視察をいただきまして、本当にご苦労さまでございました。

 かねてから私も中断をして話し合いをしていただきたいということで求めておったわけでありますけど、このような形でおっしゃるように1カ月間、中断をしてその中で議論ができるということは、私にとっても、大変ありがたいことであります。ぜひ、よろしくお願いをしたいと思います。

 昨日の晩は一定時間、話し合いをすることができまして、私の思いも沖縄の思いもお伝えさせていただいて、一定のそういった意見交換ができましたことをよかったなという風に思っております。

 きょう、ここに官房長官をお迎えしようと思いましたら、2時間ほど前にUH60というヘリコプターがですね、(官房長官:はい、はい)嘉手納沖へ墜落いたしまして、私がワシントンDCに行く時に立ち寄ったハワイでは、MV22オスプレイがちょうどその時に墜落いたしまして、やっぱり基地のそばに住んでいる人には、大変なことがございますので、ぜひきょうは…昨日は思いだけでしたが、個別的な話を2、3点お話をさせていただいて、ご理解をいただけるようにやっていきたいと思いますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。