【八重山】石垣市、与那国町で次年度に使用する中学校教科書を選定する八重山採択地区協議会(会長・石垣朝子石垣市教育長)が開催日の日時や会議の全面非公開を検討していることが12日、分かった。

 「子どもと教科書を考える八重山地区住民の会」が同日、561筆の署名を集めて「教員や地域住民の意向を尊重した教科書の採択」「協議会の公開」などを求めた。

 事務局の石垣市教委は「静謐(せいひつ)な環境で審議するため、日程も非公開にしたい」と述べた。

 同協議会の規約では会議を「原則公開」と定めている。要請した市民からは「市民の関心が高い教科書選定を秘密裏に決める」「静謐と密室を混同している」と批判が相次いだ。

 公開や非公開は同協議会の委員に決定権があるが、日程非公開は「事務局が判断した」としており、あらためて委員に諮り、対応を決める。

 13日には竹富採択地区協議会が開かれ、教科書選定作業が始まる。竹富の委員の1人は「住民が納得する教科書選定には公開審議が当然だ」と述べた。