2015年1~6月に深夜徘徊(はいかい)や喫煙、飲酒などの不良行為で補導された少年が1万3618人で、前年同期比で約5割減となったことが13日までに県警のまとめで分かった。昨年同期は2万6164人で、今年は1万2546人減少した。県警は「補導だけでなく、その後も家まで送り届けるなど再補導対策に重点を置いた結果」と説明。一方、深夜徘徊は依然として多く、夏休み期間中は増加が懸念されるため、対策を強化している。

不良行為少年の補導数

 県警少年課によると補導件数が最も多いのは深夜徘徊で、今年は8845人と全体の約7割。続くのは喫煙3229人、飲酒631人。同課は「深夜徘徊が犯罪の源となり、不良行為の入り口にもなる」と危惧する。

 今年5月には那覇市内で、中学生4人が「じじ狩り」と称し、酒に酔った成人男性を狙う窃盗事件で逮捕された。これも深夜の時間帯の発生だった。

 同課の吉浜信永次席は「不良行為の抑止が犯罪防止にもつながる。また、地域で再補導少年たちの居場所づくりを重点に取り組むことも大切だ」と話した。

 県内で補導された少年は13年が最も多い5万9695人だったが、昨年は4万3403人と前年に比べ1万6292人減少。今年も引き続き減ってはいるが、1人の少年が年間100回以上、不良行為で補導されるケースもあり、県警は再補導の少年を重点的に支援する取り組みを強化する方針だ。