【国頭】国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事「安田のシヌグ」が15日、国頭村安田であった。今年は2年に1度の「大(ウフ)シヌグ」。約200人の男性が、植物の葉やつるで作った衣装に身を包んで三つの山に登る「山ヌブイ」で、豊年と無病息災を祈った。

植物の葉を巻き付けた衣装で「神」に変身し、山から下りてくる男性たち=15日、国頭村安田

 一行が山から集落まで下りてくると、区民や郷友会、観光客ら約400人が共にカチャーシーを踊って出迎えた。浜に出て、海と山に向かってそれぞれの神に拝んだ。

 日が暮れ始めると、数人がかりで大きな丸太を神アサギにぶつける「ヤーハリコー」や、女性たちが円になって踊る「ウシンデーク」もあり、訪れた人たちが見入っていた。

 伊計忠区長(56)は「シヌグは区民の心のよりどころ。先人たちが継承してきた文化をなくさないよう、継承していきたい」と話した。

 16日夜も、ウシンデークがある。