■見どころ

打撃練習で快音を響かせる主将の比嘉龍寿=鳴尾浜臨海公園球場(松田興平撮影)

ブルペンで気迫のこもった投球をする興南のエース・比屋根雅也

打撃練習で快音を響かせる主将の比嘉龍寿=鳴尾浜臨海公園球場(松田興平撮影) ブルペンで気迫のこもった投球をする興南のエース・比屋根雅也

 ▽第4試合(15時30分)

 興南-鳥羽(京都)

 鳥羽は2戦連続14安打と振れている。2回戦は6犠打、無失策と攻守とも手堅さもある。2試合を投げ抜いた松尾も安定した投球が光る。初戦で逆転サヨナラ勝ちした興南は、打線が活発。終盤に制球を乱したエース比屋根の復調が鍵となる。

■主将比嘉 旧友に誓う勝利

 午後3時すぎ、興南ナインは練習開始予定時刻の約1時間前に球場入りし、体を入念に動かし始めた。

 野手陣は、練習時間の半分以上を打撃に集中した。我喜屋優監督もケージ横に立ち、身ぶりを交えながら選手を指導。「打とうという気持ちが先走っている。もっと余裕を持って対応しないと」と助言した。

 3回戦の鳥羽戦に、特別な思いを持って臨むのが比嘉龍寿主将だ。大会前に対戦したいチームとして挙げたのが岡山学芸館。「東風平中の同級生だった宇地原海斗投手らがいるので、甲子園で戦えたらうれしい」と、大舞台で旧友との対戦を思い描いていた。

 だが、岡山学芸館は初戦で鳥羽に1-7で敗退。昨日、鳥羽との対戦が決まると「運命的なものを感じる」と思ったという。「宇地原たちの分まで、甲子園で長く勝ち続けたい」と意気込んだ。

■エース比屋根 復調が鍵

 エースの比屋根雅也は別メニューで調整。ブルペンでは「腕をしっかり振って投げる事を意識した」と、捕手の佐久本一輝を相手に約40球を投げ込んだ。「相手打線は外の球に合わせるのがうまい」と印象を語る。「狙い球を絞らせないようにしたい」と2度目の聖地のマウンドに向け、気を引き締めた。