【名護】先住民族の人権侵害などを調査する国連特別報告者のビクトリア・タウリ・コープスさん(62)が16日、名護市辺野古のテント村と米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪問した。

座り込みをする市民を激励するビクトリア・タウリ・コープスさん=16日正午、名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブゲート前

 大浦湾を視察後、テント村で会見したコープスさんは「先住民族には自分たちの土地をどのように使うか決める権利がある。日本政府は県民とより深く真剣に対話すべきだ」と述べた。

 県知事選などで示された新基地建設反対の民意が、政府に受け取られていない現状について「国際機関を通して県民の権利を主張し、注目を集めることが重要」と提言した。

 キャンプ・シュワブゲート前で座り込みをする市民らとも交流し「県民の権利が尊重されるよう、みなさんの行動を支援していきたい」と激励した。

 コープスさんは、きょう午後3時から沖縄大学で開かれるシンポジウム「沖縄における人権侵害―自己決定権の視座から―」で講演する。