【与那原】県内3大綱引きのひとつ、与那原大綱曳(主催・同実行委員会)が16日、町御殿山青少年広場で行われ、約1万5千人が集まってにぎわった。旗頭などによる道ジュネーの後、東西各45メートル、重さ計5トンの綱が会場に運ばれ、勝負がスタート。初戦の本戦は4分38秒の熱戦の末、西が5年連続で勝利した。

東西に分かれ熱戦が繰り広げられた与那原大綱曳=16日午後、与那原町御殿山青少年広場

 第2戦は東が勝ち、カチャーシーで気勢を上げた。初戦を前に、古堅國雄町長が、6月の町議会で可決した「大綱曳のまち宣言」案を読み上げ「先人から受け継いだ与那原大綱曳を町民の誇りとし、町の象徴として継承発展させていこう」と呼び掛けた。

 大綱の上に乗る今年の「支度」は初戦が「執心鐘入」、第2戦は「モーイ親方」の登場人物が選ばれ、鮮やかな衣装で勝負を盛り上げた。力いっぱい東の大綱を引いた与那原東小6年の赤嶺花さん(11)は「今年は勝ちたかったけど、力いっぱい頑張った」とすがすがしい表情。同6年の玉城真央さん(11)は「東が勝つまで毎年、大綱を引きます」と力を込めた。