【ルイス高江洲佳代子通信員】アトランタ県人会(ホイット金城由美子会長)は1日、アトランタ市郊外のシュガーローフ・ユナイティドメソジスト教会の貸しホールで、約450人の沖縄系、家族、ゲストそして演舞者約60人と共に30周年を祝った。

宜野座村創作エイサーLuck隊員のエネルギーあふれる演舞で観客を魅了した=アトランタ市郊外

来年開催される世界のウチナーンチュ大会のPRを行う関係者ら

宜野座村創作エイサーLuck隊員のエネルギーあふれる演舞で観客を魅了した=アトランタ市郊外 来年開催される世界のウチナーンチュ大会のPRを行う関係者ら

 アメリカ南部料理のバーベキューや野菜料理の食事で交流した後、会員10人の「かぎやで風」でステージの演舞がスタート。演舞者はロスの宮城流能松会の宮城能松会主、オハイオ州の阿波連本流啓扇和の会・知花和子会主や生徒たち、民謡・三線・ギター・ボーカルは会員、オハイオ州からの三線応援者3人とのコラボや空手、サクソホンの演舞があった。

 会員を中心につくるエイサー隊「未来叶(かな)い」も元気あるパフォーマンスを披露した。沖縄からは舞踊家の山城ミヨ先生も協力し、沖縄観光コンベンションビューロー提供のマガジンとポスターで沖縄への観光誘致をPRした。

 ジョージア州外の13州にある県人会関係者たち約70人とWUB(ワールド・ウチナーンチュ・ビジネスネットワーク)ロス、ハワイ、沖縄、東京、ペルー、ブラジル、台北の会員約40人も参加した。

 来賓の深堀裕賢在アトランタ日本国首席領事、金秀会長の呉屋守將氏、OTS会長の東良和氏が壇上で祝辞を述べた。ワシントンDC沖縄県事務所の山里永悟氏は、来年度沖縄で開催予定の「第6回世界のウチナーンチュ大会」を紹介し、チラシを配って大会参加を呼び掛けた。金城会長の夫クレッグの技術で、舞台のバックの巨大コンピューター・スクリーンには3時間連続で首里城、沖縄の海、観光スポット、県民の生活などの映像が映し出され、会場は沖縄を旅している気分に包まれた。両サイドのスクリーンにはクローズアップで演舞者の動きが会場全体に伝えられた。沖縄の伝統芸能を鑑賞後、2時間半の懇親会で遠距離からの参加者との絆を強めた。

 金城会長は「宜野座村の創作エイサーLuckの島袋拓也団長とリーダー2人、宜野座高校生6人の協力で、アメリカ南東部で初めて本場のエイサーと獅子舞を披露することができた。団結・協力、伝統・価値、イチャリバチョーデーなど、貴重な沖縄の文化を再確認し、そして次世代へ継承させましょう」とあいさつした。

 行事の打ち上げパーティーでは、沖縄から持ち込まれた「久米島の久米仙」のたるから泡盛を酌み交わし、沖縄ムードでパーティーも盛り上がり、来年のウチナーンチュ大会の参加を誓った。