【那覇】市与儀の住民でつくる与儀八三会の綱引きが10日、同八三会館であった。付近の住民らが東と西に分かれ、ハーイヤの掛け声で全力で綱を引いた。同会の城間誠会長(46)の合図で3回引いたが、結果は引き分けだった。

気合の入った表情で、大綱を引く子どもたち=那覇市与儀・与儀八三会館

 300年近くの歴史を持つといわれる同会の綱引き。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願して、毎年旧暦の6月26日に開かれる。終了後は子どもエイサーや民踊、カチャーシーなどを踊り、住民同士の親睦を深める。ことしは豊見城市与根の綱を譲り受け、約40年ぶりに本綱が使われた。

 サッカーチームの部員同士で参加した高良理恩(りおん)君(10)=与儀小5年=は「相手よりいっぱい引いたから手が痛い」と楽しそう。喜屋武盛汰(せいた)君(9)=同小3年=は「“勝てる”という気持ちで、始まった瞬間に思い切り引いた」と笑顔だった。