名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が海底調査の掘削に着手してから18日で1年を迎えた。翁長雄志知事は同日、防衛局が作業を一時中断し、沖縄県と政府の集中協議が始まったことから「結論はどうなるか分からないが、交渉過程という意味では前に進んできたなと思う」と語った。

 防衛局は、埋め立て工事に必要な海底地盤の強度や地質を調べるため、ボーリング調査を実施。21地点を計画し、昨年11月末に終了予定だったが、18日現在、追加3地点を含む全24地点のうち、19地点で終了、5地点を残した状態で作業を中断している。

 翁長知事は政府との協議の中で「辺野古唯一の政策をあらためてくれと、沖縄の気持ちを私から閣僚に話したい」と述べ、新基地建設反対と県外移設を求める考えを重ねて示した。東京出張前に那覇空港で記者団に答えた。