2015年産(14年12月~15年7月)沖縄県産モズクの生産量が前期比32・9%減の1万3742トンだったことが18日、県もずく養殖業振興協議会(上原亀一会長)のまとめで分かった。台風や日照不足などの影響で本モズクは目標生産量の70%、糸モズクは43%にとどまった。同協議会が那覇市内で開いた15年度定期総会で報告された。

モズクの生産量の推移

 本モズクの生産量は30・4%減の1万3310トン、糸モズクは68・1%減の432トンだった。同協議会によると、ことしの収穫期(1~6月)の台風襲来や日照不足などで生育が停滞。近年、海面水温が高くなっていることなども影響したという。

 全国の量販店621店舗で実施した価格調査によると、14年7月~15年6月のモズク商品の平均販売価格は、前年同額の127円。数量(個数)は6・7%増の431万4475個、販売金額は7%増の5億4911万円だった。

 一括交付金を活用した県外でのモズクPRイベントなどが奏功し、販売が増えたという。

 同協議会は16年産の目標生産量を本モズク1万8千トン、糸モズク千トンに設定。品質低下につながる小石や貝、小エビなど異物の除去の徹底を図るとした。