翁長雄志知事は19日、課長級以上の職員を対象とした管理者特別研修の講話で辺野古の新基地建設に触れ、「国が唯一これしか方法がないと話し、大変厳しい環境がある。今いろいろと交渉しているが、ピンチを必ずチャンスに切り替えていく」と県内移設を阻止する決意をあらためて語った。

管理者特別研修で語る翁長雄志知事=19日、沖縄県庁

 那覇市長時代に取り組んだごみの最終処理場問題などの経験を話し、「社会では、ピンチは必ずやってくる。だがこれを乗り越えていく中から素晴らしいものが出てくる」と強調した。

 また感銘を受けた言葉で「『百考は一行に近づく』。リーダーとは100回考えて、それを行動に移さなければいけない」と紹介した。

 翁長知事はシマクトゥバを取り上げ「エイサーや三線など文化は言葉で成り立っている。言葉がなくなったら滅ぶのではないか」と憂い、「少しずつでもみんなが使えば単語は増えていく。ぜひリーダーが率先して使ってほしい」と呼び掛けた。

 そのほか、日本総合研究所理事長の寺島実郎氏による講演もあった。