立派なツノがあるウシのなかまとシカのなかま。でも、それぞれ特徴は異なる。写真は、ウシ科とシカ科の動物。どちらのなかまかな?

アルガリ

ワピチ

アルガリ ワピチ

 ウシ科は枝分かれせず1本が伸びていく。一生、伸び続け、その骨の芯をかたくなった皮膚が覆っている。メスにもツノがある。

 シカ科は枝分かれして広がっており、毎年、生え替わる。骨は伸びて柔らかい皮膚と短い毛が覆い、ある時期に皮膚がはがれて骨質が残る。それに、トナカイ以外はメスにツノはない。

 そう。上のアルガリはウシ科、下のワピチはシカ科だ。(沖縄県立博物館・美術館主任学芸員・山﨑仁也)