沖縄県内最大のサトウキビ生産地の宮古島で1日、県内で最も早く今期の製糖の操業が始まった。宮古製糖(安村勇社長)の伊良部工場で操業開始式が開かれ、安村社長や下地敏彦市長らがサトウキビを機械に投げ入れて安全操業を祈った。

操業開始式で安全を願ってサトウキビを機械に投げる関係者=1日、宮古島市の宮古製糖伊良部工場

 今期は夏場の干ばつや台風18号による風雨、塩害で生育不良となり、宮古島全体の収穫量は前期比約8万6千トン減の約34万9千トンを見込んでいる。昨年の約43万5500トンは下回るが、関係者は「昨年は台風がなく豊作の年。今年は平年以上の収量は確保できる」との見通しを示した。

 伊良部工場では前期比1万トン減の6万5千トンを取り扱う予定。来年4月10日から15日ごろまでの操業を見込んでいる。安村社長は初日の平均糖度が13・1度だったことを報告し「寒暖差が大きくなるこれからは糖度が上がる。最終的には15度近くまでいくと期待している」と話した。