那覇空港を国際貨物ハブの拠点として活用するANACargo(岡田晃社長)は10月25日から、アモイ(中国福建省)-那覇路線を片道週3便で新設する。10月新設を目指していたマニラ(フィリピン)-那覇の就航は見送り、青島(中国山東省)-那覇の片道週3便を10月25日に開設し、現在那覇発片道の同路線を往復路線にする。

10月25日以降のANAの国際貨物ネットワーク

 広州(中国広東省)-那覇の片道週6便は運休し、貨物機を新路線に充てる。また、成田-広州を片道週6便から7便に増やす。ANAグループが19日、航空輸送事業計画の変更を発表した。

 電子機器などの製造業が盛んなアモイと青島の両地域発の便を就航することで、完成した製品を日本やアジアなどへ空輸したいとする企業側の需要に応える。

 ANAの広報担当者は「今回の変更ではマニラ線就航を見送ったが、引き続き検討する市場であることに変わりはない」と説明。今後も就航に向けて検討する方針を示した。

 今回の変更で、ANACargoの那覇空港の国際貨物ネットワークは成田や羽田、中部、関西の国内4カ所と、ソウルや青島、上海、アモイ、香港、台北、バンコク、シンガポールの海外8都市を結ぶことになる。同社は5月に貨物機1機を新たに加え、来年1月にさらに1機追加し、12機体制で運航していく。