沖縄県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)が20日発表した7月の入域観光客数は71万4千人で、前年同月比6万100人(9・2%)増加した。前年同月を上回ったのは34カ月連続で、7月の過去最高を記録した。中国本土からの客は単月で初めて4万人を超え、外国人客が好調に推移する一方、国内客は2カ月連続で減少した。

 国内客は1万600人(1・9%)減の55万1千人だった。台風が3回接近したことが影響したほか、9月のシルバーウイークへの旅行時期の分散化が要因となった。また東京、名古屋、大阪方面で旅行商品の販売が伸び悩んだ。8月以降は航空会社の路線拡充などで堅調に推移する見込み。

 外国人客は7万700人(76・6%)増の16万3千人だった。台風の影響もあったが、中国の天津、福州、杭州からの新規就航が相次ぎ、路線拡充につながった。クルーズ船の寄港回数も前年同月の11回から19回に増えた。空路、海路ともに好調だったことから4カ月連続で単月の過去最高を記録した。

 外国人客のうち、中国本土は2万5500人(167・8%)増の4万700人を記録した。外国人客の構成比で25%を占め、台湾(32%)に次いで2番目に高かった。

 空路で入ってきた外国人客が62・3%増だったのに対し、海路の外国人客は110・6%増加した。