【名護】名護市役所は来年4月採用の職員採用試験で、地元の名桜大学が推薦する学生の1次試験を免除する「名桜大学特別枠」を設ける。市によると、県内市町村の採用試験で特定の大学を対象に特別枠を設けるのは初めて。

 学業だけでなく地域活動にも積極的に参加している学生に、地元雇用の機会を広げ、まちづくりに生かすのが狙い。

 来年3月卒業見込みの学生のうち、学業や課外活動などで高い評価を得た学生を大学が推薦、市が1次試験(筆記試験)を免除する。2次試験(面接など)からは他の受験者と同様、試験の得点で判断する。

 対象職種は行政職上級と保健師。出身市町村は問わない。大学は学内で推薦者を募集、市の要項に沿って選抜する。

 名護市人事行政課の奥間肇係長は「地域貢献している学生が地元で雇用される機会が少ない。特別枠を設けて優秀な人材の採用を検討するので、ぜひ地域のために頑張ってもらいたい」と期待した。