沖縄県文化観光スポーツ部(前田光幸部長)は20日、2014年の修学旅行の実績を発表した。沖縄を訪れた学校は2555校で前年から59校(2・4%)増えた。人数は1万4625人(3・4%)増の45万959人で3年ぶりに45万人を超えた。県の担当者は、12年から取り組んできたプロモーション活動の結果だと分析する。

修学旅行 校数と人数の推移

 調査は修学旅行を取り扱っている旅行社からデータを受け集計した。調査の照会は15年6月に行った。

 校種別の内訳は、最も多かったのが高校の1725校で全体の67・5%を占め、前年比4・2%の伸びだった。人数は34万7814人だった。次いで中学校が787校で全体の30・8%だった。前年比2・7%の減少で、人数は10万668人だった。小学校は17校943人。専門学校が9校843人。大学が2校53人。特別支援学校などが15校638人だった。

 訪問時期を月別に見ると5月、10月、11月、12月に校数、人数がともに多くなっている。担当者は「一般の観光客のピークが7、8、3月で、修学旅行のピークとずれていることから、観光客の平準化に貢献している」と分析した。

 学校の所在地を都道府県別に見ると、学校数、人数はともに東京都が最も多く、次いで大阪府となった。人数は神奈川県が3番目に多く、埼玉県と続いた。校数は兵庫県が3番目で、神奈川県が4番目に多かった。

 15年は増税やバスの運賃改正による影響から校数は4・1%減の2451校、人数は3・4%減の43万5545人で、ともに減少する見込み。

 担当者は「北陸新幹線の開通などで競争の激化が見込まれる。今後は海外からの教育旅行の取り込みを視野に入れ、調査研究を進める」と語った。