ヤマアラシのジレンマという話がある。2匹のヤマアラシが近づきすぎて互いに相手を傷つけてしまったため、ちょうどよい距離を保ったという心理学の話だ。

タテガミヤマアラシ

ココノオビアルマジロ

タテガミヤマアラシ
ココノオビアルマジロ

 実際にトゲは、外敵に対して効果が絶大で身を守るほか、針を立てて後ろ向きに攻撃することもできる。

 同じようにからだの表面で身を守る方法に、アルマジロのよろいやセンザンコウのうろこがある。アルマジロのよろいは、銃弾をもはね返すというから驚きだ。

 何が変化して、トゲやよろいになったと思う? 調べてみて。(県立博物館・美術館主任学芸員・山﨑仁也)

※「大哺乳類展」は県立博物館・美術館で9月6日まで