大阪の料理人やパティシエを対象にした料理コンテスト「第8回食の都・大阪グランプリ」(主催・「食の都・大阪」推進会議)の決勝大会が3日、大阪市の辻調理師専門学校で開かれ、初出場した沖縄市出身の寿司(すし)職人、田場壱盛さん(20)が「和食・日本料理部門」で優勝した。料理を本格的に学び始めてわずか7カ月の快挙に「まさか選ばれるとは思わなかった。もっと勉強し、ベテランにも認められる料理人になりたい」と喜びを語った。

田場さんが出品した「炙り大阪穴子の巻き寿司」

和食・日本料理部門で優勝した田場壱盛さん(中央)=3日、大阪市内(本人提供)

田場さんが出品した「炙り大阪穴子の巻き寿司」 和食・日本料理部門で優勝した田場壱盛さん(中央)=3日、大阪市内(本人提供)

 同部門には94人が応募した。田場さんは大阪産のカボチャやゴボウなどを穴子で巻いた「炙(あぶ)り大阪穴子の巻き寿司」で挑戦。先輩たちの意見を聞きながら約2カ月かけて完成させ、事前の書類選考で決勝大会に進む4人に残った。優勝と同時に「大阪市漁業協同組合特別賞」も受賞した。

 4月、現場の技術を1~3カ月で習得する大阪市の「飲食人大学」に入学。現在は同校卒業生らが運営する同市内の「鮨 千陽(ちはる)」で働き、「将来は地元沖縄でお店を持ちたい」と夢を描いている。

 同グランプリはほかに洋食・西洋料理、中国・韓国・アジア料理、デザート・和洋菓子の各部門で競われた。