【米シリコンバレーで與那覇里子】次世代のビジネスリーダーを育成するプロジェクト「Ryukyuufrogs(琉球フロッグス)」は22日(現地時間)、世界トップ10に入る弁護士事務所で活躍する吉田大弁護士とアイデンティティーや米国の日系人の歴史について議論した。

吉田大弁護士(左)と議論するRyukyufrogsのメンバーら=22日、スクワイア・パットン・ボグズ事務所

 太平洋戦争時、強制収容を拒否した日系人が逮捕されたが、40年以上たって米国政府が証拠を隠蔽していたことが分かり、無罪となった。吉田弁護士は「時間が流れても歴史を正しく修正し、ハッピーエンディングにすることが大事」と説明した。

 沖縄に米軍基地があることを踏まえ、「解決するまで何十年もかかるかもしれないが、悲しい歴史で終わらせないようにするために具体的に何ができるのかを考え、行動に起こすことが大切」と指摘。「結果を出すことは大変だが、君たちの子どもが生まれる頃には変わっていると思う。長期的に考えてほしい」と語った。

 小禄高校3年の宇野山日子(にこ)さん(18)は「基地問題に興味を持たない人に興味を持ってもらうにはどうすればいいのか」と質問。吉田弁護士は「自分自身が彼らに認められるようなすごい人になるのが大切。そうでないと共感してもらえない」とアドバイスした。