空中をも生活圏にした哺乳類がいる。

コウモリ

オオコウモリの骨格標本

コウモリ オオコウモリの骨格標本

 ムササビやヒヨケザルは高い木の上から滑空して、かなりの距離を移動できる。飛んでいる姿を見ると、手足の間に張った皮膚=皮膜がひろがり、全身がグライダーになっている。

 コウモリはさらに発達して、鳥のように、自由に空を飛び回ることができる。よく見ると、皮膜の位置がムササビやヒヨケザルとは少し違っている。この差は、オオコウモリの骨格標本を見ることで、よりはっきりとわかる。

 コウモリの指の骨、長いね。(県立博物館・美術館主任学芸員・山﨑仁也)