24日の政府と沖縄県の集中協議は、台風15号による暴風警報の発令下の開催という異例の状況。会談場所となった県庁舎はメーンの玄関は閉鎖され、協議や防災関係の職員以外には業務停止指示が出されていた。

 沖縄県庁内は台風時、室外機の故障を防ぐため冷房を入れていない。協議場所となった県庁6階の第1特別会議室にはスポットクーラーを入れて対応したが、多くの報道陣が詰め掛けた熱気で政府側の出席者は汗まみれ。防衛省幹部は「扇風機もないのか」と驚いて、声を上げた。

 庁舎内に待機していた県幹部は豪雨が吹き荒れる中での協議に「今日を逃すと週半ばからは、旧盆で(協議する)チャンスがないと判断したんじゃないかな」とつぶやいた。 

 台風の影響で協議中止もささやかれていたが、「必ず会談したい」と県に伝えていた杉田和博官房副長官らは台風に備えて協議前日の23日に沖縄入りしていた。