台風15号の影響で、石垣島で23日夜に記録した最大瞬間風速71メートルは、1966年9月の第2宮古島台風(同85・3メートル)、56年9月のエマ台風(同73・6メートル)に次いで、県内の観測史上3位の強さとなった。70メートル以上の最大瞬間風速が記録されたのは、94年の台風13号以来21年ぶり。今回の71メートルは、41年に最大瞬間風速の統計を開始した石垣島気象台の観測地点で1位の記録を更新した。

 第2宮古島台風(コラ台風)とエマ台風の影響は、共に「戦後最大の被害」と呼ばれた。コラ台風は66年9月4日から6日にかけて宮古島地方を襲来。負傷者41人を出し、島の半数以上にあたる7765棟の民家が損壊するなど甚大な被害となった。

 56年のエマ台風では、同年9月8日に那覇市で73・6メートルを観測。本島を吹き返しの南風が襲い、死者2人、負傷者59人。少なくとも6700棟以上の民家が全半壊となった。