【東京】名護市辺野古の新基地建設と東村高江での米軍ヘリコプター着陸帯建設に反対する「辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク」の設立集会が26日、国会内であった。

 国際環境NGOの「FoE Japan」やグリーン・ピースジャパン、ラムサール・ネットワーク日本など13団体が参加。新たな基地建設に反対するとともに、生物多様性を守りながら持続可能な開発を目指す活動を広げていく。

 設立を記念して、辺野古埋め立て手続きを検証する県の第三者委員会の委員を務めた沖縄大学名誉教授の桜井国俊さんが講演。委員会で「4点の法的瑕疵(かし)がある」との結論が出たことを報告し、「瑕疵をただすためには埋め立て承認を取り消すしかない」と強調した。

 仮に、翁長雄志知事が取り消さなかった場合は、「瑕疵を放置することになる」と指摘し、知事は埋め立て承認を取り消す選択しかないとの考えを示した。

 桜井さんは絶滅危惧種のジュゴンが辺野古沖を泳いでいる写真を映しながら「辺野古の埋め立ては生物多様性を損ない、エコツーリズムなどの可能性をつぶしてしまう。沖縄の海は(埋め立てを計画している)国のものではなく、県民のものだ」と訴えた。