【石垣】旧盆入りのウンケー(迎え日)の26日、石垣市では伝統行事アンガマが行われ、あの世からの使者のウシュマイ(爺)とンミー(婆)が家々を訪れ、祖先の供養と人々の健康を祈った。

珍問答や踊りを披露し、観衆を笑わせたウシュマイ=石垣市新川

 市新川の黒島健さん(67)の自宅ではウシュマイが仏壇に線香を手向け、先祖に「盆を楽しんでください」とあいさつ。素顔を隠したファーマー(子や孫)が八重山伝統舞踊を披露した。

 裏声の島言葉で観衆の質問に答える珍問答では、今週、八重山で大きな被害をもたらした台風15号の話題も。

 観衆から「八重山だけ台風を来させないことはできないか」との問いに、「閻魔(えんま)大王と阿弥陀(あみだ)如来とウシュマイでサミットを開いたが、なかなか決まらない。台風は来るものと考え、近所で力を合わせて乗り切りなさい」と諭していた。