安里紅型工房(宜野湾市、安里和雄代表)は紅型の技法で染めた婦人用革靴を商品化している。オーダー靴ブランド「BENIYA」を手掛ける長崎紅屋(埼玉県)との共同製作。同工房によると、革靴への紅型染めは業界初という。9月4~6日、那覇市久茂地のタイムスビル1階エントランスで商品発表とオーダー革靴の受注会を開く。

紅型の技術で染めた革靴をPRする安里紅型工房の安里昌敏さん=27日、沖縄タイムス社

 革素材への紅型染めは、同工房の安里代表の次男、昌敏さんが約10年前から試作を繰り返してきた。革専用の染料は使わず、紅型の顔料や技法にこだわった。革に特別な加工を施して伝統の染めを実現した。

 昌敏さんが27日、沖縄タイムス社を訪れ「伝統の柄は革に染めると、鮮やかさや渋さなど多様な質感が楽しめる。一枚革を使い、フィット感がある」などと新商品をアピールした。

 商品発表と受注会は午前10時~午後6時(6日は午後5時まで)。紅型染め革靴は1足9万円台から、一般のオーダー靴は税別1万5千円から。長崎紅屋の職人が靴の悩みなど相談を受け付ける。