沖縄県自動車販売協会に加盟する16社が今年1~7月、レンタカー用に販売した新車台数は前年同期比約2割増の8316台となり、過去最高だった2013年の年間販売台数8122台を上回った。観光客数が持続的に伸びる中、レンタカー需要も高まり、販売増加につながった。同協会は「年間販売台数で初めて9千台を超える可能性が高い」としている。

レンタカー販売台数の推移

 沖縄を訪れる観光客数は、航空路線の新規就航や増便が相次ぎ、12年から3年連続で増加。今年に入っても好調さは続き、単月では34カ月連続で前年同月を上回っている。1~7月の観光客数は前年同期比8・8%増の431万人。初めて700万人を突破した14年を上回る勢いだ。

 レンタカー用の新車販売台数も観光客数の増加に伴って伸長。12年は前年比11%増の6061台、13年は34%増の8122台となり、1972年の統計開始以降、最高となった。14年は台数調整があり4・6%減の7748台だったが、高水準を維持した。

 最近は外国人観光客の利用も増え、台数増加の追い風となっている。県レンタカー協会によると、外国人のレンタカー利用件数は14年度が前年度比2・3倍の8万5323件で急増した。

 県内のレンタカー会社の担当者は「外国客の利用が想像以上に増え、全体を押し上げている。当社の売り上げも8月には、前年1年分を上回りそうだ」と喜ぶ。海外からの航空路線は増便が続いており「今後も利用者は増えるだろう。各社とも海外客の取り込みに力を入れている」と話した。