【嘉手納】嘉手納町エイサーまつりが29日の午後6時40分から、町嘉手納の新町通りで開かれる。出演団体の一つ、西浜区青年会の地謡を5年前から務める小平浩一さん(45)=会社員=は、職場のある東京都渋谷区と西浜区を行き来して、練習に励んできた。「本番日は、祭りの前から地域を道ジュネーするので、体調管理に気をつけながら一生懸命務めたい」と意気込んでいる。(仲間勇哉)

「いずれは沖縄で生活したい」と話す小平浩一さん=嘉手納町水釜・西浜区コミュニティーセンター

 小平さんは東京都出身で、約10年前に旅行で沖縄に来た際に三線の音色に魅了された。お土産店でおもちゃの三線と教本を購入し、独学で練習を開始。沖縄に来ては多くの民謡酒場を回って弾き方を教えてもらい、祭り会場では地謡の音色を録音して何度も聞き返した。

 三線と沖縄にほれ込んだ小平さんは7年前、西浜区内に住宅を購入。その後、青年会に入会し、地謡から工工四(くんくんしー)とカセットテープを借り、東京でも仕事終わりなどに練習に励んできた。今ではメーンの地謡として、祭り当日は昼間の道ジュネーから参加している。

 ことしは7月から週の約半分を沖縄で過ごし、青年会と練習を積んでいる。本番では「唐船ドーイ」など10曲を演奏。小平さんは「地域の皆さんの理解と協力で続けられている。しっかりと演奏して、ご先祖様たちに喜んでもらいたい」と力を込めた。