旧盆に帰ってきた先祖の霊がグソーに戻るのを見送る「ウークイ」が28日、沖縄県内各地で行われた。家族や親戚が一堂に集まり、仏壇の前で家族の健康と来年の再会を願って手を合わせた。

親戚一同が集まり、ウチカビを燃やして先祖を見送る上原甫枝さん(左から2人目)宅の「ウークイ」=28日夜、糸満市糸満(長崎健一撮影)

 子ども5人に孫が13人いる糸満市の上原甫枝(としえ)さん(84)宅では、午後8時半ごろからウークイが始まり、約20人の親族が勢ぞろい。ウチカビを燃やし、25年前に亡くなった甫枝さんの夫が好きだった焼き魚などのお供え物をひっくり返した。

 甫枝さんは「旧盆は1年の中で一番楽しみな行事。親戚がたくさん集まり夫も帰ってきてくれた。ご先祖さまも喜んでいる」と話していた。