ヤマイモづくりが盛んな沖縄県うるま市石川の山城区(山城喜明自治会長、約750人)で10日、年末恒例の「山芋スーブ(勝負)」が開かれた。婦人会が汁とコロッケのヤマイモ料理を販売し、子どもからお年寄りまで大勢の区民でにぎわった。

117・18キロの自慢のヤマイモで初優勝した山城盛次郎さん=うるま市石川山城・山城茶工場前

 30歳のころからのキャリアがある山城盛次郎さん(77)が117・18キロで初優勝した。「キビ作の後の新しい土地を使ったおかげ。特別に手入れしているわけではないよ」とコメントしたが、謙遜とも大物づくりの秘訣(ひけつ)隠しとも受け取れる話しぶりだった。

 勝負はかつて区内に10ほどある門中単位で行われていたが、親睦を深める区民全体行事となって15回目。山城茶工場前には朝掘った自慢のヤマイモ68点、合計3316キロが並べられた。

 2位は108・16キロの山城善秀さん、3位は101・85キロの山城満志さん。ほとんどの人が山城さんのため、出品札は名前でなく屋号が記された。ヤマイモ形の顔を持つ山城区イメージキャラクターの投票もあり「やまじー」が選ばれた。