国の特別天然記念物コウノトリ1羽が6日、石垣市内の耕作地で確認された。「石垣島フィールドガイドSeaBeans」の小林雅裕さん(43)が撮影した。

石垣島に飛来したコウノトリ=6日(小林雅裕さん撮影)

 小林さんによると、石垣島での観察記録は不明。西表島では2008年12月ごろに飛来し、越冬。今帰仁村でも昨年末に飛来し、越冬したとみられる。

 市内の愛鳥家、米田峻さん(70)が見つけ、小林さんに連絡。農道や耕作地で羽を休め、疲れているように見えるという。

 コウノトリは大型の水鳥で、足は長くて赤い。日本産は1971年に絶滅した。人工飼育した個体が兵庫県などで放鳥されている。

 石垣市内に飛来したコウノトリは足環がない。放鳥地から離れていることから、ユーラシア大陸から渡来した迷鳥の可能性が高い。