【久高泰子通信員】パリの沖縄欧州文化連合会本部はこのほど、沖縄の食と音楽文化の発信として、石垣市の「ユイマール牧場」の経営者金城利憲氏の「キンジョービーフ」の試食会と、ヴォーカリストでドラマーの宮永英一氏のコンサートを開催した。

キンジョービーフの試食会の様子=中川レストラン

観衆を前に太鼓を打つ宮永氏=パリイタリア文化センター野外

キンジョービーフの試食会の様子=中川レストラン 観衆を前に太鼓を打つ宮永氏=パリイタリア文化センター野外

 金城氏は今年2月、マルセイユ領事館でのイベントのレセプションで自社の和牛を試食させ、大好評だったことから、仏国に和牛を浸透させると決意し、協会と提携した。

 宮永氏は仏国音楽祭に、コンサートでアピール応援することになり、連合会会員でイタリア支部名誉会長のアントニオ・フランシカ館長のパリイタリア文化センター野外で公演を開催。20個の太鼓の迫力ある見事な手さばきと張りのあるボーカルで、「Wake up琉球」「琉球三国志」「琉球マジック」などを披露。昼夜2部公演は観衆を魅了した。

 連合会活動の目標の一つは「カチャーシーを国際フォークダンス化し、世界中のダンス場で踊らせ、三線文化を普及させる」。清ら音三線クラブの演奏後に、唐船ドーイを観客ともに踊り、宮永氏の太鼓で盛り上がった。

 金城氏の試食会は、パリ「中川」日本レストランと、ゴー・ミヨ(ミシュランと並ぶフランスで最も強い影響力を持つ食品ガイド)推薦の著名なパリの食肉店で開催された。両社とも「キンジョービーフ」の美味良質を熟知しており、協賛として会場を無料提供。多数の料理関係者や和食ミシュラン星を獲得した県出身の久高章郎シェフも出席した。

 連合会欧州仏国名誉会長は栄養治療学創立者で、世界的に著名なジャンポール・キュルテイ博士。キュルテイ博士をはじめ、いくつかの雑誌社が長寿や県特産品、文化、観光などで沖縄特集を組む予定で、来沖も予定している。取引商談も持ち上がった。

 沖縄観光コンベンションビューローや泡盛メーカー、健康食品会社などが商品を提供。観光と長寿県の酒、食品を広く宣伝する好機会にもなった。