【平安名純代・米国特約記者】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画阻止へ向け、翁長雄志知事に埋め立て承認の取り消しを促す緊急声明「世界は見ている」の賛同者が109人に達したことが31日までに分かった。

平和学のヨハン・ガルトゥング氏も名を連ねた

 賛同者は、アカデミー賞受賞映画監督オリバー・ストーン氏や言語学者のノーム・チョムスキー氏ら世界的に著名な文化人や識者ら74人(22日発表)に加え、ヨハン・ガルトゥング氏(平和学教授)やマイレッド・マグワイア氏(1976年度ノーベル平和賞受賞者)、ダニエル・エルズバーグ氏(元国務省・国防総省高官)やカレル・ヴァン・ウォルフレン氏(アムステルダム大学名誉教授)ら35人が新たに名を連ねている。

 22日に発表された声明は、日本政府と県が移設計画に関する工事を1カ月停止して集中協議を始めたのを受けて出されたもので、政府が協議の結果にかかわらず工事は再開すると表明している点を批判。

 また、「翁長知事が埋め立て承認を取り消さないようなことがあれば、それは違法な計画に加担するということになる」とくぎを刺した上で「沖縄の人々は、知事が無条件で妥協や取引も全く伴わない埋め立て承認取り消しを行うことを求め、期待していることを明白にしている」と述べ、「われわれは沖縄の人々のこの要望を支持する。世界は見ている」と辺野古新基地阻止へ向けた沖縄の闘いへの支援を表明している。