読谷村議会(伊波篤議長)は12日午前、トリイ通信施設に普天間飛行場所属のオスプレイが飛来して兵士の降下訓練したことに対する抗議決議案と意見書案を全会一致で可決した。トリイ通信施設の着陸帯での戦闘訓練の中止と米軍機の村内上空での訓練中止、在沖米軍基地の整理縮小と米海兵隊の撤去を求めている。

米陸軍トリイ通信施設で実施されたオスプレイによる降下訓練への抗議決議案を全会一致で可決する読谷村議会=12日午前11時25分、読谷村議会

 抗議決議と意見書は、米軍が日本政府に提出した環境レビューではトリイ通信施設内の着陸帯は物資輸送や緊急時に使用する「管理着陸帯」に区分されていると指摘。戦闘訓練である降下訓練が行われたことを「断じて容認できるものではない」と強い抗議の意志を表した。

 村内で1965年にパラシュート降下訓練中に目標を外れたトレーラーの下敷きになって小学5年女児が死亡する事故が起きていることを挙げ、今回の降下訓練について「悲惨な事故を想起させ、地域住民に墜落の不安と騒音による生活被害を与えている」と訓練中止を求めた。