琉球放送は2日午後7時から、戦後70年にちなみ、沖縄戦をテーマにした特別番組「戦後70年の地平から」を放送する。3部構成のドキュメンタリーで、それぞれ約55分。第1部は、沖縄戦で孤児となり、絵本「つるちゃん」のモデルになった金城ツル子さんを追った「涙ぬ童(わらび)んちゃあ~沖縄戦が奪ったものとは~」。

第2部「球児がたどる沖縄戦~戦後70年に響いた校歌~」より(琉球放送提供)

 第2部の「球児がたどる沖縄戦~戦後70年に響いた校歌~」では、今春選抜大会に出場した糸満高を取り上げ、校歌に込められた平和への思いを描く。

 第3部「春想~託された命の点字~」は、終戦間もないころ不発弾が原因で失明した詩人・真喜屋実蔵さんと、親友で後に盲学校教諭となる塩谷治さんのエピソード。大学在学中に自殺した真喜屋さんが残した詩と、関係者の証言を基に戦争の不条理をあぶり出す。與那覇博明報道制作局長は「ゴールデンタイムの3時間で沖縄戦を取り上げる初の試み。家族で平和や命の大切さを考えてほしい」と話した。