【東京】政府と沖縄県が7日に首相官邸で実施する名護市辺野古への新基地建設をめぐる5回目の集中協議に、安倍晋三首相が出席する方針であることが分かった。政府関係者が2日、明らかにした。

安倍晋三首相

 集中協議に首相が加わるのは初めて。出席する背景について、政府関係者の一人は「辺野古移設で県と政府が折り合える道筋は見えず、首相が表舞台に出るのはリスクがある」とした上で、「それでも首相自ら出席することで沖縄としっかり向き合っている姿勢を発信することが重要だ」と述べた。

 政府は8月10日から1カ月間、辺野古での全作業を中断し、県と集中協議を行っている。これまでの4回は菅義偉官房長官を中心に、政府側は外務、防衛、沖縄担当の関係閣僚や杉田和博官房副長官、沖縄側は翁長氏と安慶田光男副知事が出席している。

 集中協議は7日が最終で、菅氏は8月29日の自民党県連との会合で県の潜水調査が終わり次第、移設作業を再開する考えを示している。