米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリが沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校へ窓枠を落下させた問題で、富川盛武副知事は13日、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長と外務省沖縄事務所の川田司大使を県庁に呼び在沖米軍の全航空機の総点検と、その間の米軍機の飛行中止を求めた。

(資料写真)沖縄県庁

 富川氏は事故に関し、「憲法で保障されている生存権が脅かされている」と抗議。「航空機の窓が落下することは常識的に考えられない。今回の抗議は従前と次元が違う」と述べ、即座の飛行中止を求めた。

 また、7日に宜野湾市内の保育園で同型機の部品が見つかった問題に触れ「子どもたちにとり一番安全であるべき場所で事故が短期間に繰り返されることは許容しがたい」と強く非難した。

 中嶋氏は謝罪した上で、ポール・ロック米海兵隊太平洋基地司令官に安全確認までの同型機の飛行中止を求めたと説明。ロック氏が「原因を究明し、安全確認できるまで飛行させないのは当然だ」と語ったことを明かした。