瑞穂酒造(那覇市、玉那覇美佐子代表)は、同社の商品「首里天(すいてん)」を中国向けに改良した。初めて泡盛を飲むことが多い中国の消費者向けに容量を500ミリリットルに減らし、手軽に飲めるようにした。度数は、中国人が縁起がいいと好む数字の8を含む28度にした。

中国出荷用の泡盛を開発した(左から)玉那覇代表、黄CEO、方社長=3日、那覇市・瑞穂酒造

 8月28日には福建省で食料品や雑貨を輸入販売する味民国際控股集団(黄為民CEO)に6千本を出荷。同社は福建省に10店舗を展開、中国国内でインターネット通販も手掛けており、玉那覇代表は「大きな市場で販路拡大につながる」と期待する。

 商品は貿易業のダイレクトチャイナ(浦添市、方徳輝社長)と共同で開発。容量を減らしたことで輸送コストの低減にもつながった。

 輸入商品の視察で沖縄を訪れている黄CEOは「飲みやすく、翌日の酔いざめがいい酒」と評価。「店舗に沖縄コーナーを設け、ほかの県産品も一緒にPRし、沖縄の認知度を高めたい」と述べた。