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  • 米南部の海兵隊基地で大型輸送ヘリが着陸失敗。1人死亡11人負傷
  • 夜間、上空で静止したヘリからロープで地上に降りる訓練中だった
  • 事故を起こしたヘリはCH53Eで、普天間飛行場に8機配備されている

 【平安名純代・米国特約記者】米南部ノースカロライナ州のキャンプ・レジューン海兵隊基地で2日午後9時ごろ(日本時間3日午前10時ごろ)、夜間訓練中の大型輸送ヘリコプターCH53Eが着陸に失敗し、乗っていた海兵隊員1人が死亡、11人が負傷していたことが分かった。

普天間飛行場でホバリングする米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリ=2008年12月4日、沖縄県宜野湾市の同飛行場

 米海兵隊当局が3日に発表した内容によると、事故機は、第2海兵航空団の第29海兵航空群第464大型ヘリ飛行隊の所属機で、負傷した海兵隊員11人のうち、9人は搬送先の病院で治療を受けた後に退院。残る2人の容体は安定している。

 訓練に参加していたのは約20人で、上空で静止した状態で、海兵隊員がロープで地上に降下する訓練を行っていた。

 当局は、事故原因などの詳細は明らかにしていないが、通常よりも速い速度で着地する「ハードランディング」したと説明している。

 CH53Eは2004年に沖縄国際大に墜落したCH53Dの後継機で、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には8機配備されている(14年10月末時点)。

 1999年4月には、沖縄本島の米軍北部訓練場の沖合に落ち、乗員4人が死亡する事故が起きている。