日本銀行那覇支店(蒲原為善支店長)が4日発表した7月の県内金融経済概況は「県内景気は全体として拡大している」と24カ月連続で判断を維持した。外国人客の大幅な増加で観光が好調な上、個人消費、建設関連とも堅調に推移している。

県内主要金融経済指標

 蒲原支店長は「拡大基調が長期間にわたり、消費マインドも強くなっている。経営者も自信を強めている」と評価。「当分の間は好調が続くだろう」と見通した。

 県内経営者からの聞き取りでは、東京五輪の開催がある2020年まで好調が続くとの強気の見通しが多いとし、「ホテルを中心に投資が相次いでいる。那覇空港第2滑走路の完成する20年以降もさらに良くなると長期的にも前向きな見方があるのでは」とした。

 中国経済は景気指標の悪化や株価の下落があり、先行きが懸念されるが「沖縄への観光客は一定の富裕層が多く、影響は少ないと思う」と述べた。