【西表島=竹富】環境省西表自然保護官事務所は4日、繁殖能力が高く、在来生物に影響を及ぼす恐れのある特定外来生物「シロアゴガエル」が初めて西表島で確認されたと発表した。

西表島上原地区で捕獲されたシロアゴガエル(提供・環境省那覇自然環境事務所)

 監視モニタリングの調査員が8月27日、西表島上原地区で鳴き声を確認。同事務所職員が9月2日、同じ場所でオス2匹を捕獲した。シロアゴガエルは沖縄本島や宮古島、石垣島などに定着しており、資材などに紛れ、西表島に侵入した可能性があるという。現在、新たな場所での鳴き声や個体は確認されていない。

 石垣島では毒を持つオオヒキガエルが広く定着。西表島へ侵入すればイリオモテヤマネコが捕食し、毒で死ぬ可能性もあり、同事務所が外来生物の侵入防止に力を入れている。