格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府、井上慎一CEO)は4日、那覇-ソウル(仁川)線の定期便を初就航させた。毎日1往復する。ピーチは那覇と台北、香港を結ぶ路線を運航しており、ソウルは海外3路線目。国内の航空会社が同路線に参入するのは初めて。

那覇-ソウルを結ぶ定期便を就航させたピーチの井上慎一CEO(右から3人目)と就航を歓迎する沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長(左から2人目)ら=4日、那覇空港LCCターミナル

 機材はエアバスA320で180人乗り、仁川からの初便には井上CEOを含む177人が搭乗していた。

 同社は那覇を大阪に次ぐ第2の拠点とする方針で、井上CEOは「沖縄を中心に片道4時間圏内の地域は新規就航地として注目している」と述べ、今後も積極的な路線展開を継続する考えを示した。県がアジアのハブとして重視するシンガポールについても対象地域だとした。

 同日、那覇空港国内線ターミナルで歓迎式典が開かれ、沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長があいさつしたほか、エイサーや三線の演奏などで到着した乗客らを出迎えた。平良会長は「多くの県民と観光客の往来で沖縄がさらににぎわっていくことを願う」と期待した。