【東京】放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の川端和治委員長らは14日、都内で会見し、米軍ヘリパッド建設への抗議行動を取り上げた東京MXテレビの番組「ニュース女子」について、考査に重大な放送倫理違反があったと判断した。

(資料写真)東京MXテレビの本社が入居するビル

 番組はスポンサーにつくられた完成品(完パケ)を放送する「持ち込み番組」について、放送局の考査が適切かどうかを初めて検証した。

 委員会は(1)抗議活動を行う側に対する取材の欠如を問題としていない(2)救急車を止めたという内容の裏づけを制作会社に確認していない(3)「日当」という表現の裏づけを確認していない(4)「基地の外の」というテロップを放置した(5)侮辱的表現のチェックを怠った(6)完パケで考査を行っていない―点が、放送倫理に照らして考査が適正に行われたとはいえないと判断した。