【北中城】沖縄県と中部10市町村は5日、北中城村の熱田漁港を主会場に、大地震と津波を想定した県総合防災訓練を実施した。消防や警察など82機関、約2500人が参加。多くの住民が見守る中、約2時間半にわたり、各機関が連携や対応を確認した。

大地震発生を想定し、行方不明者を探す訓練をする消防隊員や自衛隊員=5日、北中城村の熱田漁港

 訓練は、沖縄本島東方約100キロを震源とする震度6弱の地震が発生し、その5分後に津波が到達したと想定。消防や警察、海保、自衛隊、医療チームが連携し、がれきに埋もれた人や沖合に流された人の救助などを訓練した。

 陸海空の3自衛隊は昨年に続き「離島統合防災訓練」として参加、ホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)の陸揚げ訓練などを行った。

 翁長雄志知事は、「実効性のある訓練で、住民の命をあずかる知事として心強い。市町村向けに災害マニュアルを作成するなど、県としてソフト面の充実を図りたい」と講評した。