【山城博明通信員】オキナワ移住地の入植61周年を記念した慰霊祭(主催・オキナワ日本ボリビア協会)が8月15日、同協会敷地内にある慰霊碑前で行われた。

追悼の辞を述べる中村侑史会長=オキナワ移住地

 同協会の中村侑史会長は「入植61周年を迎え、移住地は営農基盤も確立され、安定した生活が送れるようになった。これからはボリビア国社会の皆さんと協調していきます」と述べた。

 学生を代表してヌエバ・エスペランサ校の玉城香さんは「幾多の苦難を乗り越えて移住地を発展させたおかげで私たちは整った環境で生活することができる。これからは私たちがウチナーンチュ魂と平和を願う心を大切にしていきたい」と誓った。

 1954年8月15日に、琉球政府送り出しの第1次移民団がボリビア・サンタクルスに到着。うるま移住地に入植したが、原因不明の熱病で15人が亡くなった。パロメティーヤ地域に移動したが、土地の確保ができず、2度目の移動で現在の移住地に安住の地を得た。

 61年前、20代で開拓を牽引(けんいん)してきた1世も80、90代となり、年々顔ぶれも減っている。