【ウトゥ・カカジ通信員】沖縄県関係のビジネスマンらが連携するWUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)の会員約30人らが8月4日から8日まで、米首都ワシントンを訪れた。

「護国寺の鐘」のレプリカを見るWUBツアー参加者らと研究員ガイド

 4日夜は地元のウチナーンチュ(沖縄県人)を迎え、ワシントンの郊外、アーリントン市のレストランで夕食会を開いた。

 5日は市内観光し、琉球の石がはめ込まれたワシントン記念塔や国会議事堂などを見て回った。

 7日にはメリーランド州の州都アナポリス市にある海軍士官学校の博物館を訪れ、同館研究員ガイドの下、第2次大戦・太平洋戦争の展示や黒船で知られるマシュー・ペリー提督に関する展示物などを見学した。

 館内観覧後には、海軍士官学校敷地内にある「護国寺の鐘」の複製も確認した。鐘をつるす鐘楼(しょうろう)に取り付けられた英語のプレートには「1854年、琉球諸島の統治者(あるいは君主帝王の代理者)によってペリー提督・アメリカ合衆国海軍に贈られた寺の鐘の複製」と記されている。

 見学に参加していた友知政樹さん(沖縄国際大学経済学部教授)は「ペリーが条約を結んだ時の政府は琉球王国であったはず。それなのに『The Lew Chew Kingdom=琉球王国』とせず『The Lew Chew Islands=琉球諸島』と説明するのは正しくはないのではないか」と同館研究員ガイドに指摘した。

 参加者は熱心に鐘を写真に収めていた。