2015年8月に粟国空港で着陸に失敗してから運休を続ける第一航空(本社・大阪府)の那覇-粟国路線が、来年1月15日にも再開する見通しになった。毎日2往復で、期間は同年3月末まで。

(資料写真)第一航空の旅客機

 沖縄県や離島首長、航空各社で構成する沖縄離島航空路線確保維持協議会で15日、同社の再開計画と、運航に伴う赤字見込み額約1億700万円の国と県、粟国村による補助を認めた。

 一方、同社が見込む18年度の赤字約2億6千万円の補助については、県と村が「負担が大きい」と合意しなかった。県によると、今月末が期限の国庫補助申請には間に合わないため「18年度の赤字補助はない」とした。同社の木田準一取締役は、補助がなくても運航を続けるかについて「今後検討する」と述べるにとどめた。

 再開に向け、同社は1月上旬にも村で説明会を開く考え。新城静喜村長は「着陸失敗や事故後の対応を巡る住民の不信感は根強い。安全対策を丁寧に伝えるのが最低条件」と話した。