那覇市は7日、再整備事業を進める第一牧志公設市場の建て替え候補地案を、近接する市松尾の「にぎわい広場」に絞ったことを明らかにした。市場関係者らを対象に10月にも説明会を開き、同月中の最終決定を目指す。本年度中に基本計画を策定し、5年後の供用開始を目標としている。市議会9月定例会で、平良仁一氏(新風会)の代表質問に答えた。

那覇市第一牧志公設市場

公設市場の建替候補地案

那覇市第一牧志公設市場 公設市場の建替候補地案

 「にぎわい広場」への移転案は、建て替え期間中も今の場所で市場機能が継続できることや、狭隘(きょうあい)な現在地より安全性や防災機能が強化されること、また市場の上階に居住空間が生まれるなど6項目を検討しながら、8月末に絞り込んだ。

 市は昨年、関係部長らで構成する中心市街地活性化推進本部を設置、候補地案の検討などを進めてきた。今年3月、(1)現在地に建て替える「市場事業者転出補償方式」(2)現在地に建て替えるが、建て替え期間中はにぎわい広場に仮店舗を整備する「仮店舗リース方式」(3)「にぎわい広場移転案」-の3案を示していた。